ETFの手数料

ETF(上場投資信託)には一般的に次のような手数料がかかります。

  1. 運用手数料: ETFの年間運用手数料は、ファンドの運営コストをカバーするために投資家から徴収されます。これは、ファンドの総資産の一部(例えば、0.03% – 1%)として計算されます。この手数料は、投資信託の運用管理手数料に相当します。一般的に、パッシブ運用のETF(つまり、特定のインデックスを追跡するETF)は、アクティブ運用のETFよりも運用手数料が低い傾向にあります。
  2. 売買スプレッド: ETFは株式のように証券取引所で取引されるため、購入価格と売却価格の間に通常は一定の差(スプレッド)があります。
    このスプレッドは、間接的な取引コストとなります。
  3. ブローカー手数料: ETFを売買するためには、通常、証券会社(ブローカー)を通じて行います。そのため、ブローカーが手数料を取る場合があります。ただし、オンラインブローカーの中には、特定のETFの売買に対して手数料がかからないものも存在します。

 ETFの運用手数料は、そのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすため、投資する前には手数料の詳細を確認することが重要です。
 手数料の詳細については、ETFの目論見書や説明書を参照してください。

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