NISAの種類

NISAには主に2つの種類があります。それぞれの特徴と対象者について説明します。

1. 一般NISA（通常のNISA） 一般NISAは、20歳以上の日本国内居住者が利用できる制度です。年間の投資上限額は120万円までで、最長5年間の非課税期間が適用されます。所得税や譲渡所得税が非課税になるため、長期的な資産形成を目指すことができます。投資対象は株式、投資信託、ETF（上場投資信託）、REIT（不動産投資信託）などが含まれます。
2. ジュニアNISA ジュニアNISAは、20歳未満の未成年者が対象となる制度で、親や保護者が子どものために投資を行うことができます。年間の投資上限額は80万円までで、こちらも最長5年間の非課税期間が適用されます。ジュニアNISAは、子どもの将来の資産形成や教育資金のための投資を支援することを目的としています。投資対象は一般NISAと同様、株式、投資信託、ETF、REITなどが含まれます。

これらのNISA制度を利用するためには、金融機関に口座を開設し、NISA口座として登録する必要があります。ただし、一般NISAとジュニアNISAの両方を同時に利用することはできません。また、非課税期間が終了した後の取引には税金が課されることに注意が必要です。